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【やっぱり私は宇宙が大好きで宇宙開発がしたい!】

2020年06月26日

どうもGABOです!
今回初めての方は初めまして!
以前からGABOジャーナルを読んでくれている方はお久しぶりです!

私の夢は、宇宙開発です。
去年の4月から1年間、鹿児島県の種子島に留学に行っていて、
3月に留学を終えて帰ってきました。

なぜ種子島を選んだのかというと、ロケットの発射場があるからです。
私が通ったのは中種子町にある学校で、なんと全校児童20人。

その中の6人は留学生です。
家から学校がとても遠くて、毎日4キロを一時間かけて歩く毎日です。
(話すと長くなってしまうのでこの話は別のブログで書かせていただきたいと思います。)
種子島でロケットの打ち上げを見て、たくさんの思い出も作って、
体力もつけて、帰ってきました。

が、いざ戻ってみると、

あれ?私はこの1年間何をしてたんだろう?
宇宙のこと勉強しに行ったんじゃ無かったのかな?

確かにロケットの打ち上げを見ることもできたし、
JAXAの人の話も聞けたけど、
こっちにいた方がよっぽど宇宙に近づけたんじゃ無いかな?と思ってしまいました。

そして、勉強だ!勉強だ!明日はテストだ!!とか、
そんなことを言ってるとだんだん勉強がほんとに辛くなってきて、
何のためにしてるんだろう?と目標を失いかけていました。

そんな時、
「やばい!はやぶさ2の津田先生がLABOで講演してくれるって!!!! 」
とテンション高めのママ。

どうやら6月20日にオンラインで私の憧れの先生が講演を
してくれるというお知らせが届きました。

驚いて嬉しかったけど、昔のように寝れなくなるほどワクワクはしませんでした。

迎えた当日。最初の先生、津田先生が出てきた瞬間、
最近味わったことの無かった心の奥底のものがむくむくむくとでてきたような気がしました。
津田先生は、はやぶさ2のプロジェクトマネージャーなので、
はやぶさ2の話をしてくださいました。

私が印象に残ったのは、はやぶさ2が地球を出発する前の苦労と、
リュウグウにタッチダウンするときの苦労。
それから、リュウグウの石の大きさが尋常では無いと言うことです。

何回も何回も実験を重ね、やっとリュウグウに到着することができたと言う話をしてくれました。

今の自分は、勉強が辛くて、こんなに努力する必要はあるのかと思っていましたが、
周りから見れば、自分の努力なんてほんの少しに過ぎなくて、
世の中には困難なことに向かってめげずに日夜頑張っている人たちがいる。

その人たちに比べたら自分なんてまだ全然だ。とうことに気づかされました。

次にチリにあるアルマ望遠鏡の教授、阪本先生の話です。
何と、地球の裏側のチリから朝の3時にもかかわらず講演をしてくださいました。
向こうは今、新型コロナウイルスの感染が拡大していて、外出が難しく、とても大変な状況のあるそうです。

阪本先生は、電波望遠鏡の話だけでなく、太陽系がどのようにしてできたなども話してくれました。

私が特に印象に残ったのは、電波望遠鏡がどのようにして遠くの星を観測するのかと言うことと、
アルマ望遠鏡は、1つの大きい望遠鏡では無く、小さいものをたくさん設置することで、
より正確に星を観測することができる。ということです。

絵本のスイミーのように1人の力は小さくてもみんなが集まれば大きなものになる、
改めてそうだなと思いました。

私は、今回の阪本先生の話を聞いて、星はとても面白いと思いました。

でも、私はやっぱり天文学者よりも人工衛星を作るエンジニアになりたいです。

この日の講演を聞いて、

「やっぱり私は宇宙が大好きで宇宙開発がしたい!」

と言うことをもう一度思い出させてくれました。

やっぱりどんなに夢を明確に持っていても、
その夢に関わらないと情熱が薄れていくものだということに気づかされました。

そして、津田先生や阪本先生のように胸を張って自分の仕事を語れる人になりたいです。

津田先生、阪本先生忙しい中講演をしていただき本当にありがとうございました。
いつか先生と仕事のお話ができたらとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。