コドモクリエイターズインク

お知らせ

【ゆめピッチ2021】今年も子どもたちの夢、たくさん集まりました! [プロジェクトリーダー新居]

2021年04月08日

2019年から毎年開催している、
子どもたちが自分の夢を発表する集大成の場
『ゆめピッチ』。

3回目となる今年は、
会場参加と、オンライン参加の同時開催で
2021年3月28日に開催しました!

会場に関しては、もちろん
感染症対策を十分に行いながら
安心・安全の環境を整備して実施。

画像1

今回の登壇者の最年少は年長さん!

子どもたちはそれぞれ
自分の夢についてまとめた
スライド資料を準備して、
リアルとオンラインの会場の
子どもたち、大人たちに向けて
一生懸命プレゼンを行いました。

今年のゆめピッチを振り返って、
プロジェクトリーダーの
新居(にい)にインタビューしました。

画像2

−−−ゆめピッチとはどんなイベントか教えてください。

新居:「夢は、口に出せば叶う。」を合言葉に、
「こどもたちが自らの夢を宣言し、
どんなミライをつくりたいか発表をする」
ピッチイベントです。

ミライLABOの小学生部門
コドモクリエイターズインクに通う
こどもたちの集大成の場です。

−−−これまで開催したゆめピッチと今年の違いは何かありましたか?

新居:大きな違いは、オンラインと
リアルが混合だったことです。
今まではミライLABOに直接通える子
だけしか参加できませんでしたが、
この1年で全国のこどもたちが
オンラインで参加できるようになりました。

今ミライLABOに通ってくれている子は、
東京近郊はもちろん、
愛知や京都、高知など全国に住んでいます。

オンラインとリアル混合のイベントは
初めての経験だったので、
どうなるかな、、と不安はありましたが、
住んでいる場所に関わらず、
こどもたちがゆめを発表して
応援しあっている様子をみて、
今回挑戦してみてよかったと思いました。

画像3

−−−子どもたちは発表の準備をどのように進めたのでしょうか?

新居:まず発表する原稿をつくり、
スライド、招待状、応援ボード作り、
リハーサル、、と1ヶ月で準備をしました。

ですが、3月より前から、
普段の授業の中で、自分の
好きなものやことを考えたり、
それでどんなことをやってみたいか、
どんな夢を叶えたいかなどを
たくさん話して考えていたので、
想像していたよりも簡単に、
こどもたちは原稿を書き進めていました。

スライドは自分で作ってみる!
と挑戦する子もたくさんいて
頼もしかったです。

オンライン生の子たちは
週に1回しか会えませんが、
その限られた時間でも、

「ここはひらがなのほうが
伝わりやすいんじゃない?」

「OOちゃんの夢だったら、
OOくんと一緒に何かできそうだね!」

「OOくんの夢をきいたら
みんなおどろくね〜!」

と活発にこどもたち同士で
ゆめピッチに向けて
準備している姿がみられて、
当日がすごく楽しみでした。

画像4

−−−小学生の子どもたちにとって、長い時間集中することは難しそうだと思います。子どもたちが飽きないようにするコツなどはありますか?

新居:オンラインだけの授業だと、
常にこどもたちの様子を把握できて
話しかけることができるのですが、

リアルと混合で、
さらに自分の出番じゃない時はずっと
誰かの話を聞いている状態のゆめピッチは、
特にオンライン参加の子は
途中で飽きてしまうのでは?
という懸念はありました。

そこで、話を聞いているときにも
参加している気持ちになれるように、
みんなで応援ボードをつくりました。

画面上でいいね!すてきだね!と
ボードを見せるだけで、
発表している子も見ている子も
笑顔になっていて、
これは作ってよかったなと思いました。

画像5

−−−他の人の発表を聞いている時にも参加できる工夫は素敵ですね!初めてのリアルとオンライン同時開催ということで、苦戦したことはありましたか?

新居:ライブ配信に苦戦しましたね。笑
親御さんや観覧の方は、
ライブ配信で見ていただく
予定だったのですが、
当日音声がライブ配信に入らない
というトラブルが起こりました。

ですが、そんなトラブルがあった中でも、
こどもたちはいつも通り
楽しそうにしてくれていて、
急遽プログラムを入れ替えて
じゃんけん大会をしたり、
なぞなぞ大会をしました。

「ライブだとそんなこともあるよね!」
と、どんな状況でも楽しむことのできる
こどもたちに救われました。

画像6

−−−一方で、これは上手くいった!と思ったことはありますか?

新居:こどもたちが本当に素敵な
発表をしてくれたことが、
なによりうまくいったことだと思います。

実はゆめピッチ前の授業内で
リハーサルをしていたのですが、

「はずかしくなってきたから
リハーサルはやらないでおく」

「やっぱり夢変えたから
原稿から作り直す!」

などいろんなこどもたちがいて、
当日大丈夫かな、、
発表できなかったら
私が代わりに紹介しよう、
と思っていたりもしました。

ですがそんな心配をよそに、
名前を呼ばれたら
みんなきりっと顔を変えて
堂々と発表していて、
そんな姿にとても感動しました。

画像7

−−−では最後に、今回のゆめピッチを振り返っての感想を教えてください。

新居:自分のゆめを
口に出すことができるって、
本当に素敵なことだなと
改めて思いました。

「応援してるよ!」

「その夢叶えたらお店に行くね!」

「一緒に夢叶えよう!」

そうやって
ゆめを堂々と話せる場があって、
それを受けとめてくれる人がいて、

そして、ただ
自分のゆめを話して
満足するだけではなく、
人のゆめも応援できる、

そんな応援し、応援される
こどもたちのこれからが
本当に楽しみです。

これからも、
そんなこどもたちと一緒に世界を広げ、
ゆめを応援していきたいと思います。

画像8

<あとがき>

子どもたちは学校などで、
普段から「夢はなに?」と
質問されることが多いと思います。

でも、「なりたい職業」を
言わないといけないような
場面が多いです。

ゆめピッチで発表する夢は、
「職業」じゃなくてもOK。

実際に、今年のゆめピッチでは

二酸化炭素を減らしたい、
児童労働をなくしたい、
K-POPアイドルになりたい、

など、
子どもたちが「やりたいこと」
を発表してくれました。

「ミライLABOは、夢を
自由に発表できるからいい!」
という声も貰っています。

そして、ゆめは何度だって
変わってもOK!

毎日たくさんの新しいことを
見たり聞いたりしている中で
興味や関心が変化するのは
当たり前で、自然なこと。

その時その時の
「いまの自分のゆめ」を
ありのまま素直に表現して
「素敵だね」と応援し合うことで、
いつでもワクワクと
ミライを描き続けられるのです。

私たち大人にできることは、
とにかく子どもたちの
「やりたい!」のタネを尊重すること、
翼を折らないことかもしれません。

ちょっとお手伝いするだけで、
子どもたちはもう十分に、
自分のゆめに向かう力を
持っているのだから。

******

コドモクリエイターズインク
インターン生を募集します!🌱

【こんな人にオススメ!】
・こどもたちの夢を応援したい!
・こどもへのファシリテーションを学びたい!
・こどもに関わる仕事をしたい!

*資格などは必要ありません。
やってみたいという気持ちがあれば大歓迎です!

▽詳細&応募はこちら!
https://forms.gle/vXTjf5AYmQkeLN1L6