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【ゆうblog#4】児童労働の背景

2021年07月23日

みなさん、こんにちは😃

ゆうです❗️

 

梅雨が明けて

アイスが食べたくなるような本格的な暑さになりましたね🥵

わたしの小学校では夏休みが始まりました🍉✨

 

前回のブログも

たくさんの方に読んでいただきありがとうございました❗

 

前回お話しした

世界の児童労働の子どもの数と仕事の種類について

覚えていますか?

 

一緒に前回の内容を振り返ってみましょう🌟

 

【児童労働の子どもの数】

  • 今、世界には児童労働の子どもが1億6,000万人います

 つまり…

 世界の子どもの10人に1人が児童労働をしているということになります☝️

  • 児童労働で働く子どもの数が1番多いのはサハラ砂漠より南のアフリカ地域

 4人に1人が児童労働をしている

  • 児童労働の子どもの多くは開発途上国に住んでいる

 

【仕事の種類】

農林水産業:70%

 ・カカオ農園

 ・コーヒー農園

 ・レンガ運び   など…

サービス業:20%

    ・物売り

 ・窓ふき

 ・家事使用人   など…

工業・製造業:10%

    ・縫製工場    など…

 

…ということでしたね☝😊

 

では、

今回は児童労働の背景について

みなさんが児童労働博士になれるように

詳しくお話ししていきたいと思います✊

 

【児童労働の背景】

まず、児童労働と言っても

世界にはさまざまな国や地域、文化や風習があり

子どもの生活環境もさまざまなので

児童労働の背景は色々とあります

 

では、主な児童労働の背景を紹介していこうと思います☝️

 

しかーし、その前に問題です❗️🌟

◎「生活が貧しいから。」という理由で、生活や家族のために子どもが働くのは

仕方のないことでしょうか?🤷🏻‍♀️

①はい

②いいえ

 

正解は…ジャジャン‼️

️②いいえです🙅🏻‍♀️

 

以前、2回目のブログでお話しした通り

国連の組織であるILO条約と子どもの権利条約で

児童労働は禁止されています

貧しいからといって児童労働が許されるものではありません🙅🏻‍♀️

 

このように児童労働の背景の一つに貧困が上げられますが

その他にも…

・国の情勢

 戦争など国が厳しい状況にあり生活するのが精一杯

・伝統・風習

 「学校へ行っても意味がない」や「女の子は教育を受けなくていい」 

 といった考え方がある

・親が働けない

 親が病気や怪我などで働くことができず

 生活していくためのお金を得ることができない

・安い給料

 親が働いて得ている収入がとても低くそれだけでは生活できない

 

といった背景があるのです

そして、

最も深刻だと考えられているのは

貧しさが引き起こす「貧困の連鎖」と言われています

 

児童労働の大きな原因となる貧しさ

親から子どもへ代々引き継がれてしまうことが多く

問題解決が難しいと考えられています

 

「貧困の連鎖」とは

貧しさが理由で児童労働をする子どもは

働いているために学校に通えず

やがて

教育を受けられないまま大人になると

読み書きや計算などができないことから

十分なお金をかせぐ仕事につくことができないので生活が貧しくなり

その人の子どももまた児童労働を繰り返すということです

 

「貧困の連鎖」を分かりやすく4コマ漫画にしました‼️

みなさん

今回のお話で児童労働のさまざまな背景が分かりましたか?

前回と今回で児童労働の博士になれましたか?😃

 

でも、もしかしたら

児童労働のさまざまな背景を知ることで

もっと難しい問題だと感じた人もいるのではないでしょうか?

 

わたしも実際にそのように感じ

自分には何も行動が起こせないと思った時がありました

しかし、

児童労働に興味を持つことができたら

みなさんの身の回りのすぐ近くに自分が起こせるアクションがあるはずです🌟

 

次回は

児童労働のために日本にいるわたしたちができることについてお話ししたいと思います

是非一緒に考えてみましょう❗️

 

お楽しみに❗️🌟

See you next time💫by Yu

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【プロフィール】

2010年生まれ。東京都在住。小学4年生の自由研究「アフリカがわたしに教えてくれたこと」杉並区学校文化栄誉賞受賞、小学5年生の自由研究「児童労働がわたしに教えてくれたこと」杉並区長賞受賞、杉並区学校文化栄誉賞受賞。現在、国際協力団体NPO法人Free The Children Japanの子どもアンバサダーや「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」のメンバーとして院内集会に参加するなど活動中。

 

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