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日本だけが箸を横向きに置くのか?こどもたちと和文化のお話!

2018年02月18日

仲間の脱走から始まったキャンプ二日目。

それでも子ども達同士で話し合い、納得してみんなで挨拶を終えました!

 

元気に朝礼をしたあとは、ロッジに戻って朝ごはん。

献立はお味噌汁と塩むすび、味噌のおにぎり。

とってもシンプルなご飯です。

 

みんなが挨拶の練習してるうちに作っておいたよ〜と何の気なしにとさらっと言ったとも先生。ですが、こどもたちが「とも先生ありがとう!」と、自然と感謝の気持ちを伝えてくれました。(:_;)(:_;)(:_;)

 

さあいただきますを。。。

と思ったら、ちょ!!

全員揃って箸の扱いが雑すぎる!!!!

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

と言うことで、簡単にとも先生から、

ご飯と味噌汁の置く位置や、 箸の取り方運び方のお話を。

 

どのようにするか、よりも大切なのは

なぜそうするのか?

 

どうして世界中で、日本だけが箸を横向きに置くのか?という神さまとのお話や、「いただきます」「ごちそうさまです」と手を合わせることについてのお話をしました。

 

理解できたかなあ、

ま、今全部理解できなくてもいいのです^^

日本人のこころ、神道、八百万の神様について、命をいただきますということ、

ものを大切に扱うというこころについても一緒に話しました。

 

文字にするとボリューミーですが

そんなお話を、5分くらいで。

 

「和文化」と言われるものは日々の暮らしの中にたくさんあるんですね^ ^

 

(後日、参加者のお母様から「息子からお箸の話、聴きました!」と嬉しい報告をいただきました^^)

 

 

そして、ごちそうさまの時間。

ラボ(託児所)で普段もしている、

ごちそうさまでしたの挨拶があります。

 

「ご馳走様でした、美味しかったです、ありがとうございました」

 

この言葉は実は、今回のゲスト、蔵元さんに教えていただいた言葉です。

普段から必ずいつもこの言葉を言っているそうで、今でこそ8社を経営する社長さんですが、10数年前、起業当時は苦しいときもあり、節約のために何駅も歩いたり、お昼は公園でおにぎりを1つだけ、そんな時代もあったそうです。

 

その時の「ご飯が食べられるという小さなしあわせ」を大切にしてきて今がある。

 

そのお話をお伺いしたとき、とても素敵だなあと思い、託児所でも合言葉にしています。

 

これもさっきと同じで、「いま」全てを理解出来なくてもいい。

ただ形式として流れ作業的に「ごちそうさまでしたー」というのは簡単だけれど、「美味しかったです、ありがとうございました」と、二言添えることも難しいことではない。言うのはラボにいる時だけでもいいし、おうちでは違う挨拶でもいい。そう思っています。

ことだまが、子どもたちを包んで守ってくれますように(●´ω`●)と。