「夢は絶対に、叶う」〜夢は挑戦する心を育む〜

さて、いよいよ夏のキャンプ最後の記事です!
最後のお昼ごはんはみんなでBBQ!もちろんこれらも自分たちで作ります。
もう、手慣れたもんです。
そして最終日、最後のワーク。
この二日間子どもたちと一緒に過ごした「じろさん」こと(株) BNGパートナーズ代表の蔵元二郎さんへのインタビュー。
質問の内容は、
◎どんな子どもだった?
◎どんなお仕事をしてるの?
この二つは全員共通で、他は子どもたちで考えて質問します。
低学年にはまだちょっと難しいかな、と思ったのは大間違い!
「社長って楽しい?」
「夢を叶える にはどうしたらいいの?」
「スポーツは好き?社長の役に立つ?」
「子供の頃から火を起こしたり木を割ったり 出来たの?じろさんなんでなんでもできるの?」といった質問が各チームたくさん!!
それから可愛かったのは(って言ったら失礼かな)
◎じろさん、今まで何回おねしょした?という年長さんからの質問。
これは、ふざけてるわけではなく、
きっと彼が気にしていることなのかなと感じました。
じろさんでもおねしょしたのかな?なんて思ったのかな?と。
とても愛らしく思い、こころの中で「頑張れ〜!」と思いました^^
インタビュー用紙には、こんな感じで自分で書いていきます。
みんなそれぞれ、一生懸命書いていました。
上手に書けなくてもいいんです。
なんなら文字に起こさなくてもいい。
こころに届いていれば。
大人には全然読めなくても問題なし!
今回のリーダーシップキャンプでは
「知識ではなく体感すること」をとにかく大事にして来ました。
リーダーとは?チームとは?
相手を思いやること、挑戦すること、助け合うこと。
それをどうやって伝えるか、どう感じ取ってもらえるか?
それらたくさんのことを、お話(セミナー等)の方法で知識として伝えるのではなく、子どもたちに本物をギフトしたかったので「二日間のキャンプ」という手法をとりました。
これまで400人以上のベンチャー経営者を輩出し、
1万人以上の経営者を経営サポートして来た「じろさん」と 過ごす二日間。
子どもたちにとってはただキャンプに来ただけで、じろさんは火おこしの師匠で、薪割りの名人で、なんでもできて、パンツを履かない面白いおじさんだと思っているかもしれません。(ホントかウソか子どもたちから聞いた驚愕の事実、、、笑)
(必ず相手の目線に合わせるじろさん)
じろさんから各リーダーへ、「任務」を。
今回のこの「夢を叶えた人にインタビュー」という企画。
とってもワクワクしながら取り組んでくれていた子がいました。
副リーダーだった二年生の女の子。
彼女には「大人になったら宇宙開発の仕事に就く」という夢があります。
ラボでの夏休みの企画「宇宙研究」の企画にも参加してくれていて、
一緒にJAXAつくば宇宙センターにもいきました。
そんな彼女にとって、「夢を叶えた人」には
色々と聞きたくて聞きたくて仕方ありません!!笑
「え、質問、1人1つだけ?!どうしよう!」と、
彼女が悩んで悩んで聞いた質問。
「夢を叶えるにはどうしたらいいですか?」
今回、超多忙を極める蔵元さんに、
どうしても子どもたちとキャンプをして欲しかった理由。
ラボがこどもたちに一番伝えたいことを
じろさんは話してくれました。
「みんな、夢は絶対に、叶うんだよ。毎日声に出してたら、勝手に夢が叶っていっちゃうんだ」
こどもたちからは
「ええ〜〜〜!!!」という喜びの声。
彼女はさらに質問します。
(1人1つなのに止まらない。笑)
「じゃあじろさんの子どもの頃の夢はなんですか?!」
「社長さんになること。あとはサッカー選手、歌手も夢だったよ」
「それ全部叶ったの???」
「全部叶ったよ(ニヤリ」
「えー!!全部叶ったんだって〜!!」
2人のこのやりとりの時の、
Kちゃんの目のキラキラ度合いが忘れられません!
約一週間経って昨日、
お母様から嬉しいメールが届きました。
嬉しいいいいいいいい!!!!
素直ーーーー!!!!
もう絶対叶うそれ!!!!
てかそのために私たちいる!!
その後のやりとり↓↓
純粋なエネルギーってすごい!!!
もう絶対叶う!!!
私も声に出します!!!笑
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そして最後はじろさんから子どもたちへ。
伝えてくれたのはとてもシンプルなメッセージでした。
「どんなことでも楽しいと思ってやったら楽しくなる。だからこの先、どんな事も楽しんでやると、じろさんと約束しよう」
火おこしも、献立を考えることも、夕食を作ることも、全て、大変だと思ったら大変になる。でも、楽しいと思ってやったら楽しくなる。
宿題も勉強も一緒。大変だと思ったら大変。楽しいと思ったらどんどん楽しくなる!
ああ、、、私も小学生の時に、こんな話を聞きたかった・・・!笑
蔵元さん、お忙しいところありがとうございました!!!
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二日間を通して、
こどもたちは親元を離れて、
一人一人、本当にたくさん成長しました。
たくさんの経験をしました。
キャンプ 場でしかできない、火おこしや河原遊び、山歩き。
そしてプログラムの、自分たちで考え行動するという事、自分の意見を言う事、そして話し合うこと。
やった事のないことにも挑戦をすること、出来なくて悔しくて泣いたり。
涙を玉ねぎのせいにしたり。
様々な苦労を知ることで、自然と感謝が生まれました。
キャンプが終わっても、
これから先も、子どもたちはみんな、
大小様々な挑戦をしていきます。
うまくいくこともあれば、
うまくいかないこともあるかもしれません。
それでも、挑戦し続けていってほしい。
仲間が挑戦していたら、切磋琢磨しながら応援しあえる仲間がいれば
もっともっと頑張れる!
今回のキャンプで少しでもそれを感じてくれてたら嬉しいです。
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ラボのミッションは、
「2050年の日本を元気にする」。
託児所を運営してますが、ミッションは待機児童をなくす、でも、働くママに働きやすさを、でもありません。
2050年は、今の子どもたちが、日本を背負って立つ時代、30年とちょっと先のミライ。
その時、日本が、世界が、地球が、
どんな状況だったとしても、
子どもたちには、強くたくましく、
各々の持つ豊かさの定義の中で幸せに人生を過ごしてほしい。
きっと全ての親がそう思うはず。
そのための練習を、研究を、たくさんするところ。
それがラボです。
大人になる前に今のうちに、
たくさん挑戦して、たくさん失敗して、
たくさん励まされて、また挑戦して。
そんな経験が出来る環境を用意すること。
それが私たちの仕事です。
それは、赤ちゃんであっても
小学生であっても同じです。
ラボの芝生で一生懸命ハイハイの練習をする赤ちゃんと、
奥多摩の森で一所懸命発言の練習をする小学生と、
どちらも同じ。
私たちは、その一番近くで、応援したり、励ましたり、抱きしめたり、拍手を送ったり、時には本気で叱ったりする人。
成功を体験を積ませてあげるのも大事、
でも、もっと大事だと思うのは、
失敗しても大丈夫、次はもっと頑張ろう!と思える環境を用意すること。
そう思います。
そうして少しずつ出来ることが増えていく。
そうして少しずつ自信=自分を信じることができるようになっていく。
今回のキャンプで、
一人一人、たくさんのことができるようになりました。
勇気を出して挙手すること、
みんなの前で自分の意見を言うこと、
身支度は自分でできるし、お布団もシーツも敷ける。
包丁も使えるし、カレーも作れる、火も起こせる、薪も割れる!
「まだまだこども」そう思っていても、
実はもうすでに色々出来るようになっているようです。
今回の経験は、
山奥のキャンプ場でしかできない経験ではありません。
日々の生活の中でも 多くの場面で実践出来ることばかり。
だから、どうかお子さんを信じて、たくさん挑戦させてあげてほしい!
そう思います。
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